誰もいない踏切で
みんなが守っているルールがある
単純な物だけれど
それを破ったら
この世界から消えることができる
幸せならば死ぬことなんて
考えやしないよって
前付き合ってた人が言ってましたが
どれだけ幸せであろうと
死にたいは持病みたいなもので
常に付き纏ってくるんです
あの黄色い線を越えられたなら
私の今ある幻覚も幻聴も
歪んだこの世界の法則や
私がパニックになって
後ろ指刺す人達の目線も
気になる事なんてなく
死ねるのかなって思うんです
overdoseしたあの日から
別になんら変わる事なく生きています
怠惰に息を潜めながら
慎ましく穏やかに生きていたい
静寂をください
怒りを忘れさせてください
優しさを欲しています
それはどこにあるのか?
その答えは踏切の先に
見えた気がした