道化師
どうも私です
最近は他人がバカにみえたり
あるいは怖く思えて
関わりを持ちたいと感じなくなりました
昔はお道化を演じては
他人から好かれる事に
ある種の快感を持ち合わせていましたが
今は他人からの好意が
気持ち悪く感じてしまい
どうにも上手く道化を演じられず
また 人から怒られるたびに
道化を演じていましたが
それもできないほどに疲弊し
見下しては呆れ
バカにしては疲れそして悲しんでいました
他人から愛されたいという感情が
なくなってしまった私は
他人を悍しく思い
恐怖しそして
避けていました
白痴か狂人か
聖母のような優しさを持ち
何をされても許すような人間に成り果てました
しかしその優しさは
束の間の優しさみたいなもので
野良猫に餌をやり
そこへ定住させ
餓死させるような優しさでした
あるいはブクブクと太らせ
何もできなくさせるような
甘さでしかないものです
それにハマった人間達を見て
私は少しだけ安心するのです
自分が居なければ
崩れてしまうような弱さを持つ人間が
どうしようもなく愛しく感じ
同時にどうでも良いという感覚に苛まれ
人を上手く大切にできない心との
葛藤がそこにはあり
本当の優しさとはこれではないと
泣きながら自分を殴り
それでも良いと求められた時の快感で
全てを良しとしてしまう
人間性の欠陥が気に入らず
自分で自分の首を絞め続けているのです
メシアがこの世にいるのなら
現れてほしい
そうして、そうしてですね
私を救済してほしいのです
具体的には心を楽にしてほしいのです
葛藤 呆れ 虚無 憂鬱 そういったものから
解き放ってほしいと常に思います
私のフラットな感覚には
希死念慮と憂鬱がセットにあり
その中で生きる事が普通で
それが異常であると気がつくのは
人に初めて愛されてからでした
そうしてそれにも興が醒めてしまい
恐れるようになったのです
深すぎるのです他人の愛は
底知れぬ感覚に襲われて
永遠にそれがあるような気がして
怖くなって捨ててしまうのです
助けてください
それが安堵になるような
心に私はなりたい